大学受験「地学」勉強法 ⑤岩石・鉱物
この分野で学習する内容は主に、火山の特徴と火成岩の種類です。特に、火成岩の組織と分類の表を正確に暗記することは大切です。
火成岩は、マグマの冷え固まるスピードによって火山岩と深成岩に分類され、それらは成分によってさらに細かく分類されます。
覚える語句は多いとはいえ、この分野では基礎を丸暗記すれば解けるような単純な問題が多く、文系の生徒でも20点の完答を十分に狙えます。
岩石や鉱物の種類や特徴を暗記する際は、ただ機械的に一つ一つを暗記するのではなく、理屈を考えながら覚えていくことが大切です。
例えば、マグマが地下深くでゆっくり冷却されてできた岩石を深成岩、マグマが地表近くで急激に冷却されてできた岩石を火山岩と言いますが、この冷却されるスピードの違いはそのまま岩石の組織に影響を与えます。
マグマがゆっくり冷却された場合は、そこに含まれるあらゆる鉱物が十分に成長する時間があるため、一つ一つの鉱物は等しく大きな結晶となります。それゆえ深成岩は等粒状組織となるわけです。
一方でマグマが急激に冷却された場合は鉱物が成長する時間がなく、火山岩は細かな結晶の多い斑状組織となるのです。
このように理屈で覚えれば、ただ丸暗記するよりも記憶に残ると言えるでしょう。
深成岩と火山岩はさらに細かな岩石に分類することができますが、これらはその性質がはっきり分類できるように表を利用して暗記しましょう。
深成岩にも火山岩にも、マグマの主成分であるSiO2(二酸化ケイ素)の含まれる割合によってそれぞれ3種類の岩石があります。
深成岩には、SiO2の少ない順に斑レイ岩、閃緑岩、花崗岩が、そして火山岩にはSiO2の少ない順に玄武岩、安山岩、流紋岩があり、これらをそのまま表ごと暗記するのが良いでしょう。
表のまま暗記すれば、ただ語句としてだけでなく視覚によっても暗記できるので、頭に残りやすくなります。
岩石や鉱物の特徴を自分の手で一から表に書くことができるまで、何度も繰り返し表を読み込んでください。














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