大学受験「地理」勉強法 ⑥出題の傾向と対策 私立大試験
私立大学もやはり大学ごとに出題傾向はかなり異なっており、まずは志望する大学の過去の問題をよく調査することから始めましょう。
例えば早稲田大学の場合、ここ数年の出題範囲はすべて「地誌」からで、短答記述式や記号選択式の問題が出題されています。
ここ数年、ヨーロッパとアジアは必ず出題されているので、今後も引き続き出題されることが予想されます。
センター試験とは異なり、地域ごとの詳細な地名や数値が出題されます。
すべての国や地域について勉強しておかないと、大問一つをすべて落とすということにもなり、抜けのないように詳細な点までチェックする必要があります。
しかし論述問題は出題されないと予想されますので、論述問題の対策をする必要はありません。
一方で立命館大学の場合、毎年「系統地理」と「地誌」の分野からバランスよく出題されています。
選択肢式の問題もあれば、要点を2~3行でまとめさせる記述式もあるので、論述対策もしておく必要があるでしょう。
国公立2次試験対策と同じように論述対策を取り入れるのは必須です。
このように、過去の問題を通して出題傾向を正しく把握することは重要です。
志望する私立大学の出題傾向がどのようなものでも、まずは先に述べた「系統地理」と「地誌」の学習方法で全体を網羅しましょう。
もし自分の志望する大学の出題傾向が「地誌」中心なら、参考書を選ぶ時点でそれを意識すると良いでしょう。
また、大手予備校では私立大対策としての模試も行なっているので、試験のレベルや緊張感に慣れる意味でも受験することをお勧めします。
センター試験と異なり、私立大の試験にはかなりマニアックな問題が出てきます。
大学受験というのは総合的に得点できれば突破できるものなので、試験本番、難しい問題に必要以上に時間を費やして他の問題までおろそかになることのないようにしましょう。
割り切って確実に解ける問題を何度も見直しして得点していく方が、合格には近道です。試験とは皮肉なもので、100点を目指せば60点しか取れませんが、80点を目指せば80点を取れるのです。
80点が合格ラインであれば、与えられた試験時間を80点分の問題を解くために使うというのも、受験を勝ち抜く賢い方法だといえるでしょう。














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