大学受験「地理」勉強法 ⑤出題の傾向と対策 国公立2次試験
国公立大学の2次試験の地理は、多くの場合論述問題が出題されます。
最近では、設問ごとに50~150文字程度で簡潔に答えをまとめる問題が主流のようです。
まず、志望する大学の過去の問題を調査し、出題傾向を正確に把握することから始めましょう。
論述問題で主に問われるのは、「事実を知っているか」ではなく「理由を理解しているか」です。
例えば、「次のグラフを見て、この部分でグラフが急激に変化している理由を100字以内で述べなさい」という問題の場合、その出来事そのものだけではなく、出来事の時代背景や歴史の流れなどを知っておく必要があります。
地理は歴史ではないので、それほど過去の出来事が統計として出題されることはありませんが、戦後から現代までに世界で起きた大きな出来事の背景は詳しく理解しておきましょう。
特に、ここ数十年で国境が変化した、輸出入の額が大幅に変化した、などの大きな変化のあった国や地域については、その背後にある理由に注目しましょう。
日頃からよくニュースに接し、報道されていることを地理的な視点で考える習慣をつけましょう。
論述対策をする上で、センター試験の問題文は大いに役立ちます。
マーク式という試験の性質上、センター試験の設問ごとの選択肢は非常によくまとめられています。
ある出来事についてどのような表現でどのようにまとめると良いかは、センター試験の問題そのものが参考になります。
例えば、センター試験の正誤判定の問題の場合、設問1つにつき4つほどの選択肢があります。
それぞれの選択肢すべてに共通している表現があれば、それはそのテーマでの重要語句ということになります。
このように過去5年分のセンター試験の設問を、論述問題の模範解答という視点で詳しく分析してください。
そうすれば、わずかの言葉で要点をまとめる力を磨くことができるでしょう。
毎年、大手予備校は大学ごとの模試を行なっていますので、可能ならたくさん受験しましょう。
大手予備校の模試は、大学ごとの出題傾向を完全に把握した一流講師陣が作成しており、非常に参考になります。
難関大学を受験する人は大抵いろいろな予備校の模試を受けるので、もしその模試の問題が本番で的中した場合、模試を受けていないとその時点で不利です。
予備校に通っていなくても模試は受けられるので、可能な限り受験することをお勧めします。














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