大学受験「化学」勉強法 ⑪有機化合物は基本的な骨格を覚えることから始めよう

有機化合物は基本的な骨格を覚えることから始めよう

 まずは有機化合物の基本的な骨格にあたる炭化水素の分類,基と官能基を確実に覚えておきましょう.

 特に鎖式炭化水素では,アルカン,アルケン,アルキンの名前と構造式にはわかりやすい法則性がありますので,まず名前から構造式を書けるようにすること,構造式から名前を書けるようにすることに集中すると良いでしょう.

 この法則性は,アルコールなど炭化水素以外の有機化合物の名前でも使われますので,有機化合物の学習を開始したらなるべく早い段階で何も見ずに名前と構造式が一致するように,よく練習しましょう.

 たとえば,ヘキサメチレンジアミンは,メチレン基-CH2-が6個,アミノ基-NH2が2個という意味ですから,構造式や示性式を暗記しなくても,ヘキサメチレンジアミンを構成する基の種類と数までは,名前から容易に到達できます.

 また,メチレン基は結合の腕が2本ありますから,必ず両隣に他の基や原子が存在します.

 よって,ヘキサメチレンジアミンの末端はメチレン基ではなくアミノ基であることがわかり,示性式はH2N-(CH2)6-NH2となることがわかります.

 アジピン酸などのように慣用名が用いられる物質には応用できませんが,それでも多くの物質について,名前から構造式や示性式が書けるということは大きなアドバンテージになります.  

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