大学受験「漢文」勉強法 ①漢文は誰でも満点が取れる可能性の高い教科
漢文はいくつかのルールを覚えれば、9割は固い、点数が取れる科目です。漢文に勉強する時間を割くくらいなら、英語や数学などの主要教科を勉強したいと考える人もいるかもしれません。 ですが、英語や数学の点数を50点近く上げるのは至難の技ですが、漢文はそれよりも少ない時間で確実に点数を取る事が出来ます。効率的に点数が欲しいと考えるのならば、漢文を勉強しない罪悪感にさいなまれるよりかは、少しの時間を割いて漢文を勉強し、ルールを覚えて対策を立てましょう。 ですので、センター試験でしか漢文を使わない人もいるかもしれませんが、漢文の勉強を諦めるようなことはしてはいけません。高得点を取れる教科ということに限らず、後述しますが、漢文は現代文・古文を理解するうえで重要なエッセンスになるからです。 *基本となる漢文の仕組みを知りましょう。 みなさんが教科書で読む漢文というのは、返り点が付いた文ですが、この文の正式名称をご存じですか?問題の中には、○○文を△△文にしなさいというものがあります。
- 白文…我讀書
漢字しか書かれていない文、原文です。
- 句点文…我讀書。
白文に句読点や並列点を付けた文です。
- 訓読文…我讀(二)ム書ヲ(一)。
句読点文に返り点が付いた物です。送り仮名はカタカナです。
- 書き下し文…我書を読む。
読み下し文とも言います。返り点どおりに文章を治したものです。送り仮名は平仮名です。
- 現代語訳文…私は本を読みます。
書き下し文を現代文に直したものです。
【1】…白文の状態での出題はほとんどありませんが、まれに白文から訓読点をつけなさいという問題が出ます。
【2】…句読点や送り仮名を付けなさいという問題もあります。句読点は場所が違えば、文意が異なることもありますし、送り仮名も普段は付いているので見慣れないと思います。普段から問題を想定しておきましょう。
【3】…書き下し文に直したものから正しい返り点をつけなさいという問題が出ます。
【4】…書き下し文を漢文(白文)に直しなさい、という復文の問題が出る場合もあります。一度書き下し文にしたものを白文にする練習をしましょう。
【5】…訓読文から現代語訳しなさいという問題が出ますが、書き下し文と現代語訳は違いますので、特に送り仮名に気を付けましょう。 さて、白文の状態で漢文は読めません。句読点が付いた句点文も然りです。我々が漢文を読むためには白文→句点文→訓読文→書き下し文→現代語訳文と4段階のプロセスを踏まないわけです。つまり、英語→日本語よりもプロセスが多いということです。














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