大学受験「倫理」勉強法 ⑥「理解」の具体的方法論
受験倫理ははじめに、範囲を一通り理解することから始まります。理解の際には、単調に教科書を読むのでは不十分で、何人かターニングポイントとなる思想家を軸に考えるのが非常に有効です。
まず西洋思想史で重要な思想家は以下のとおりです。
ソクラテス、プラトン、トマスアクィナス、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フッサール、ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、マルクス、フーコー。
東洋思想史で重要な思想家は以下の通りです。釈迦、孔子、老子、朱熹、王陽明。 宗教思想史で重要な思想家は以下の通りです。
イエス、ムハンマド。
これらの思想家について、細かい用語を覚える必要はありませんので、どのような時代背景のもと、どのような問題意識をもって、どのようなことを主張しようとしたのかを、教科書・参考書から自分なりに読み取ってみてください。
そして自分の口で説明できるようにしてください。
もちろん、倫理で出題される思想家はこれですべてではありません。
しかし、これらの思想家は特に重要であり、ほかの思想家に与えた影響も非常に大きいのです。
ですから、ほかの思想家を理解する際にも、この思想家はあの重要思想家の影響でこのように主張しているのだという形で、関連性で覚えることができます。
またとくに西洋思想史では「流れ」を変えた、あるいは重要な流れをつくった思想家ばかりですから、彼らを起点に暗記をすることが、そのまま流れを意識した勉強をすることにつながります。
さて、受験勉強では「自分なりの暗記ノート」をつくることがしばしば推奨されますが、倫理においてはとくに必要はないでしょう。
市販の予備校系の本がよくまとまっているので、自分でノートをつくる必要は薄いからです。
参考書は、まず予備校系の講義本から入るといいでしょう。話し言葉で書いてある講義本で、上記の思想家に注意しながら緩急をつけて一周するのが、もっとも効率のいい範囲理解の方法です。














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