4.まずは太い動脈を通す 〜縦の流れを意識〜
全体像がなんとなく掴めたらいよいよ攻略に入ります。
日本史は時代ごとに勉強していくのがセオリーです。
私たちは小学校の頃から原始時代から始まり古い順にそれぞれの時代を勉強してきました。
中学校などの定期テストでは、「今回は奈良時代から」、「今回は平安時代から」というように出題範囲が指定されたりしましたよね。
しかしそれをやっていたのでは受験日本史は攻略できません。
なぜなら受験日本史は、基本的に、今日までの日本における歴史すべてが問われる可能性があり、出題範囲の指定など無いからです。
いきなりの出題に対し、これは日本の歴史上のいつ頃の話でそのころ日本はどんな状況だったのかが瞬時に脊髄反射のごとく頭の中に浮かばなければ、特に難関私大などではとても試験時間内に解き終えることができません。
ではそのためには何を念頭に置いて勉強すれば良いのか。
まず縦の流れを意識しましょう。
今までの時代やテーマごとの横方向のブツ切りではなく原始から現在までを貫く縦の流れを強く意識してください。
具体的には天皇の流れであれば桓武→嵯峨→仁明→清和→宇多・・・、執権であれば北条泰時→時頼→時宗→貞時・・・という具合に。初めは大変ですが縦の流れが押さえられると、時系列がはっきりしてきます。
細かい部分を覚えるのはそれからです。
まずは縦のラインをしっかり確保してから「あの天皇のときは何があった」「○○が政権を握っていた時に、この事件が起きたんだ」と知識を派生させていきましょう。
明治以降の歴代総理大臣の名前も必須です。
上位受験生は皆完璧に覚えています。
覚えるしか無いとあきらめて覚えましょう。
覚え方としては王道ですが頭文字で覚えていく方法がベストではないかと思います。
「伊藤博文・黒田清隆・山県有朋・松方正義・伊藤博文・松方正義・伊藤博文・大隈重信・山県有朋・伊藤博文・桂太郎・西園寺公望・桂太郎・西園寺公望・・・」の頭文字をとって「い・く・や・ま・い・ま・い・お・や・い・か・さ・か・さ・・・」というふうに。呪文のように唱えて覚えましょう。
まずは太い動脈を通すことが大事です。それから派生する枝葉の知識、いわば毛細血管をめぐらせていくのです。














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