大学受験「物理」勉強法 ⑫個別試験の対策
個別試験で物理を使う人は,受験までに時間があるときは主に基礎的な問題に取り組んで基礎力を身に着けることに集中し,理解が進むにつれて徐々に難易度を上げていくとよいでしょう.
問題集を選ぶ際には,基礎的な問題から発展問題まですべて含み,さらに解説が丁寧に書かれているものを選ぶと学習の無駄が少なくなります.
発展問題があまりに難しいと感じられる人は,とにかく基礎的問題を中心に確実に取れる問題を増やす努力をするとよいでしょう.
よく言われることですが,難関大の問題の中にも,極めて簡単な基礎的問題が混ざっていることがあります.
私大理系や国公立大学2次試験といった個別試験では,大学ごとに問題形式や出題傾向が異なります.
最近では大学で過去の入試問題を公開しているところが増えています.
自分の受験する可能性がある大学については,過去問をできる限り入手し,その問題形式を把握しておきましょう.
私大理系では穴埋めやマークシート方式の問題も出題されています.
このような出題形式では,問題の誘導に従って解く形式の問題に多く取り組みましょう.
一方,難関大学では穴埋め式と答えを出す過程も書く記述式とを併用しているところがあります.
記述式では穴埋め式の誘導の部分を自分でやらなければなりませんので,誘導問題を解くときであっても,誘導の仕方を意識してみましょう.
大学受験「物理」勉強法 終わりに
冒頭で,物理には「天才のための学問」というイメージがあると書きましたが,大学受験では,物理に限らず天才でなければ解けないような問題は皆無です.
難関大の一部の問題を除いて,基礎的な問題の組み合わせだけで応用問題が構成されているのです.
基礎的な問題をしつこく解き続けるだけでも,ある程度は応用問題にも答えられるようになっていきます.
より効果的なアプローチとして,応用問題を解く際には,解答の一つ一つのステップが基礎的問題であることを意識してみましょう.
また,基礎的問題に取り組む際も,ただ闇雲に解くのではなく,受験での出題のされ方を意識してみましょう.
意識をするだけで,問題の見方は変わってきますし,効率も上がるようになります.
皆さんに,受験の物理を通じて「意識」改革が起こることを期待しています.














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