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模試
 模擬試験はただ受けているだけでは、自分の置かれている現状を把握することができるだけで、成績の向上にはつながりません。模擬試験は受けるけれど、ろくに勉強しないのは、例えばダイエットをしいていて、体重を減らすことが目的で、体重を量っているのに、量った体重を見て一喜一憂して、何もしていない状況と一緒になります。
 このときに量った体重を参考にして体重が減るように努力することが大切なのは分かるでしょう。
同じく模試では偏差値や合格判定という形で自分の現状を把握することができます。
自分の現状を把握した上で努力しなければなりません。
 ここで体重計と模試の違う点は、模試自体が格好の復習教材になっている点です。
模試を受けて、そのままにするのではなく、受けたその日に問題と解答は返ってきますから、それを利用しない手は無いはずです。
まず受けたその日か翌日までに復習をしましょう。特に分からなかった問題は、しっかりとチェックをして、問題集や参考書で同じ単元を見直しすることも大切です。
そうして一回復習し、次は自分の解答が返ってきたときにもまた復習をしましょう。
なぜ間違えてしまったのか、特に計算問題や読み間違いなどのケアレスミスの部分は入念に調べましょう。
多くの受験生はこのケアレスミスの部分で点数を落としています。
自分がどの程度ケアレスミスをしているのかを把握することは非常に重要ですので、しっかりと復習を行い、もしも間違えてしまった部分があれば、その間違いを2回犯さないように注意しましょう。
一言でケアレスミスと言っても、そのミスにはパターンがある場合があります。
模試の復習によって自分が犯しやすい間違いのパターンを知ることができれば、その後、その種のケアレスミスを一切なくすことができるかもしれません。

 また、模擬試験は先ほど述べたように自分の現状を把握する指標としても重要ですが、模擬試験というだけあって、本番さながらに作られている点も非常に重要です。
せっかく本番さながらに作られているのですから、それを使わない手はありません。
定期試験同様、自分の受験勉強のために使えるものは何でも使いましょう。
毎回の模擬試験を一回一回本番であると思って受けましょう。
前日は本番だと思ってできる限り速く寝たり、当日も本番に使うものと同じ筆記用具、時計を使用しましょう。そうすれば本番の緊張を少しでも減らすことができるでしょう。
小さいことかもしれませんが、こんな些細なことが、試験当日の精神状態を少しだけ変化させ、合格ラインの下から上へ引き上げてくれることもあり得るのです。
 試験本番ではどんな受験生でも緊張するものです。
今、自分が緊張しないだろうと思っていても、本番のときだけ緊張して、力が発揮出来なかったからといって、あなたのこれまでの成績を見て合格にさせてくれることはありません。
その緊張の中にあって、どれだけ自分の力を発揮出来るのという能力が問われているのです。ぜひとも模擬試験を本番だと思って受験してください。

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