意識
さてこれまで何度も復習の大切さ、反復しないと人間は覚えないことを述べてきました。さらに言えることはここで、自分が何を意識して勉強しているのか、何のために勉強しているのかを明らかにすることも重要になってきます。
現在、大学は、「大学全入時代」と呼ばれるように、すべての学生が大学を選ばなければ、大学生になれることになっています。
確かに、大学名を問わなければ、定員に満たない大学はすくなくなく、受験さえすれば、その点数には関係なく、よほどひどい点数でない限り、ほぼ、全員が合格してしまうような大学があるのも事実です。
しかし、これを読んでいる多くの受験生が希望しているのは、国公立大学であったり、医学部であったり、難関私立大学のはず。
国公立大学や、難関私立大学は、難関のままというよりもむしろ、以前にもまして難しくなっています。当然、そういった大学に入るためには、かなりの努力が必要となります。
そういった状況の中で、上記のような有名校に合格したいと考え、勉強を続けるためには、「その志望校に絶対に合格したい」という強い意志と、そのために勉強しているという強い意識が必要となります。
そういった強い意識を持ちながら勉強を続けていけば、自ずと集中力も増し、勉強の効率もどんどん上がっていくようになるでしょう。
そして、そういった意識を持っていれば、志望校に合格するために、過去問を研究し、例えば、数学でしたら、図形の問題は自分の志望校では頻出の問題であるために、ここはしっかりと覚えなければならないという意識が働きます。
その志望校に対する意識が、これから勉強を続けていく中では大きな力になっていくことは間違いないでしょう。
この学校に入るためにはこの問題が解けなければならないというように、勉強の必要性が明確になって意欲が上がることでしょう。
そして、そのような意識を持って復習もおこなってください。
特に、たびたび間違ってしまって、□がいくつも付いているような問題、分野では、ここが苦手だから、しっかりと覚えなければならないという意識を持つことが大切です。
苦手な分野から目をそらしていては、点数は上がりません。
むしろ、今まで苦手としていて全く得点できなかった分野と向き合い、得意分野に変えることができれば得点力が大幅に向上し、自信や、やる気につながります。
その自身ややる気が、長い受験勉強を続けていく上で非常に重要な役割を担っていることはお分かりになると思います。
そういう意味で、苦手分野を克服することは、受験勉強において様々な面で大事なことです。
そのためには、まず苦手分野を「苦手だ」と自覚する必要があり、ここが苦手である、ここが重要であるという意識を持てばその意識はその部分の暗記に強く関連づけられ、その部分の集中力、理解度も大きくなることでしょう。



















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