2-4受験勉強にも本音と建前がある
「進学校に通っているので、学校の勉強さえ一生懸命に頑張れば、大学は合格しますよね?」と言う生徒もいます。
世の中には本音と建前があるのです。
全国の多くの「進学校」では、高校一年の時から、大量の宿題が出ます。その中には、大学入試問題も含まれていることもあります。先生は次のように言います。
「うちの高校で与えられたプリントや副教材をきちんとこなして、復習しておけば難関大学でも受かる!」
たしかにそうなのでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
そのプリントの中には、学校では解説してくれていないレベルの難しい問題が多く含まれています。そのため、多くの生徒は、消化不良になってしまい、なんとか答えを写してその場をしのぎ、宿題をやってきたと言うのが精一杯なのです。
プリントの解答を読んでも理解できない。そういった問題が数問であれば先生に質問に行けばいいのだけれど、あまりにも多くあると、何を質問すればいいかもわからなくなるし、先生に「こんなところもわからないのか!解答集も渡しているのに」と言われるのも嫌だし。
でも、多くの量の課題や宿題を余裕でこなしてくる生徒もクラスに何人かいます。そのうちの大部分は、実は、学校の授業を受けることだけで、その課題や宿題をこなせているのではなく、事前に、予備校(映像授業も含む)でその範囲の勉強を終了し、解き方などをすでに身につけてしまっているからこなせているのです。すでに、そのプリントのレベル以上の問題を解くことを予備校で終了している。だから、学校のプリントも難なくこなせるのです。
そのようにこなしている数人の生徒を例にあげて、学校の先生の中には、「こなせている生徒もいるわけだから、こなせてない人は、努力が足りない」で片づけてしまうのです。「こなせている生徒もいるのだから、自分の授業さえ受けていれば、大学受験にも十分に対応できる」と。
「うちの高校で与えられたプリントや副教材だけをきちんとこなして復習しておけば、難関大学でも受かる!」
これは嘘ではないでしょう。しかし、前置きが抜けています。
「学校より先に、予備校(映像授業も含む)の授業を受けることで、大学入試のための最も効率的な解き方をマスターし、問題演習をして復習もした上で、うちの高校の授業を確認として受け、与えられたプリントや副教材をさらなる確認としてこなして、さらに、しっかりと自宅で解き直しておけば、難関大学でも受かる!」
そういうことなのです。
もちろんそういった行動は、生徒の多くも裏で行なっているのであって、表立っては学校の授業で初めて学ぶような顔をしている人もいるかもしれません。














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